福岡探偵が教える慰謝料請求すべき浮気とすべきではない浮気
- 2024.10.20|お知らせ, まずは、ご相談を, 迷われているあなたへ
こんにちは。
福岡浮気不倫専門探偵興信所のミス・シャーロックいずみ福岡春日です!
配偶者の浮気は精神的なショックが大きい出来事ですよね。
ある日何かしらのきっかけで「もしかして浮気しているかも」と不信に思うことも長い結婚生活の中ではあるかもしれません。
「浮気されたら絶対に慰謝料請求してやる」なんて思っている方も多いのではないでしょうか?
しかし、実際には「慰謝料請求すべきではないケース」があったりもします。
そこでこの記事では「慰謝料請求すべき浮気とすべきではない浮気」について解説していきたいと思います。
慰謝料請求とは?
結婚生活の中で慰謝料請求が生じるのは、配偶者が不貞行為をした際が最も多いといえます。
実際に日本でも多くの方が配偶者の不貞行為(浮気)によって慰謝料請求をしています。
慰謝料請求は裁判所に申し立てをしますが、「慰謝料請求訴訟の訴状」と「証拠のコピーおよび証拠説明書」「請求金額に応じた収入印紙」が必要となります。
また、その他にも内容証明など、書面で浮気相手に対して請求するといった方法もあります。
精神的苦痛を慰謝するための損害賠償となり、相場としてはおよそ50万円~300万円程度となります。
浮気によって離婚をする場合は当然ながら慰謝料請求できますし、離婚を選択しなかったとしても慰謝料請求することが可能となっています。
・離婚するor離婚しない
・妊娠中かどうか
・精神的なショックの大きさ
・鬱病などを発症したかどうか
・浮気の頻度や期間
・浮気以前の夫婦関係
・浮気の証拠の有無
・支払い能力
・配偶者の落ち度
・子供への影響
慰謝料請求の金額は、上記のようなポイントを踏まえて決められます。
慰謝料請求すべきではない浮気
それでは、ここからは慰謝料請求をすべきではない浮気を挙げていきましょう。
基本的には前述したポイントが慰謝料請求すべきかどうかの判断材料になるといえるでしょう。
もしも配偶者の浮気を許せず、「絶対に慰謝料請求してやる」と意気込んだとしても、これから挙げるポイントに該当するならば慰謝料請求はすべきではないといえるでしょう。
①確かな証拠がない
配偶者がクロと思う場合は大抵本当にクロである可能性が高いのですが、裁判では「確かな証拠」が必要となります。
実際に配偶者が浮気をしていたとしても、確かな証拠がなければ請求が認められないのです。
もしも証拠がない場合には、浮気調査専門の探偵事務所に依頼をして証拠を集めるべきだといえるでしょう。
1つ注意してもらいたいのが、「浮気をしてごめん」と配偶者が口頭で認めたとしても、確かな証拠にはならないという点です。
不貞行為を証明するには、浮気を証明する写真などが必要となります。
②離婚をしない場合
浮気をされた際の怒りから、「慰謝料請求してやる」と意気込んでしまいがちですが、離婚をしないのであれば慰謝料請求はすべきではないでしょう。
婚姻関係を切らないのであれば、同じ家庭内で金銭が移動するだけとなるため、慰謝料請求する意味はないといえるからです。
実際に慰謝料請求をした場合、配偶者側からすると「そこまでしなくてもいいのに」と精神的に引いてしまいやり直した後も溝ができて夫婦生活がうまくいかなくなる可能性が出てくるかもしれません。
ただし、浮気相手に慰謝料請求を行うのは「あり」だといえるでしょう。
③浮気した期間が短い
たとえ浮気していた事実があり、その証拠をしっかりと掴んだとしても、浮気していた期間が短ければ慰謝料請求で得られる金額がかなり少なくなります。
「浮気は浮気だから回数や期間なんて関係ない」という心情は理解できますが、慰謝料請求に関しては回数や期間が非常に重要なポイントとなります。
「こんなに精神的なダメージを負ったのにこれしか慰謝料を得られなかった」とより傷ついてしまう可能性もあるため、期間が短い場合には請求をしない方が良いといえるかもしれません。
④浮気される前にすでに夫婦関係が破綻していた
浮気は不貞行為として捉えられますが、浮気をされる以前にすでに夫婦関係が破綻しているケースでは、慰謝料請求ができないケースが多く、慰謝料請求ができたとしてもそれほど大きな金額にならないケースがほとんどで
す。
この際の「破綻」の定義ですが、「離婚したい」と考えているだけでは破綻とは定義できません。
夫婦間に問題が生じてからの期間や修復しようとした努力の有無といったポイントを基に裁判所が客観的に判断することになります。
まとめ
今回は、「慰謝料請求すべき浮気とすべきではない浮気」について解説してきました。
慰謝料請求すべき浮気は、ここで挙げた請求すべきではない浮気以外のケースが該当します。
配偶者が浮気しているかもと感じたならばまずは確かな証拠が必須となるので、浮気調査専門の探偵への調査依頼を検討しましょう。